東部·自然
城邑(ソンウップ)民族村
表旋里から北へ約8km、漢拏山の麓に広がる城邑村。かつて済州島が三県体制で統治されていた時代(1410-1914年)に、旌義県(チョンイヒョン)の都として栄えた歴史ある集落です。 この村には、古くからの民家の佇まいや郷校、旧官公署、石像のトルハルバン、回転式の石臼、城跡、碑石といった有形文化遺産が数多く集まっており、古き良き民俗景観が今なお色濃く残されています。また、中山間地帯特有の民謡や民俗遊び、郷土料理、伝統工芸、そして済州方言といった無形文化遺産も大切に受け継がれています。 樹齢500年を超えるケヤキやエノキなどの天然記念物は、かつての都としての誇りを今に伝えています。済州の伝統的な茅葺き屋根の家屋が最もよく保存されているこの村では、実際に屋根の下で暮らす住民たちの生活や、済州伝統のトイレ「トンス」を垣間見ることもできます。古木と石垣、そして古い城壁が織りなす風情ある景色は、500年の歴史をそのまま物語っています。
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